「グレン・グールドは語る」の書評を読んで。

今週号の週刊朝日の読書欄で、小さな紹介があった。

グレングールドについてだった…彼を含めた20世紀最高のピアニスト達については、後日か、本の中で書きますが。

 

僕は、皆様がたが想像しえないほど、彼について思っていることがあるのですが…この小さな書評は、全く、僕の知らなかったことを教えてくれた…晩年愛読した漱石の「草枕」を自ら読む朗読番組も制作している。その時使った山口五郎の尺八演奏も(ついでに「魔笛」も)ボイジャーに搭載され、未知との遭遇を期して今も宇宙を航行中だ…温水ゆかり氏の書評より。

 

もう、この歳ですから、何のてらいもなく言います…GiftedGiftedに会った時、一瞬で同調する…既述した、芸術家が登場したドキュメンタリーフィルムの中で…生きて在ること、と、死すること、に於いて…これは芥川が、やがて書き出す、ある本の、本当のテーマになるものでもありますが…彼ほど、映像を通して僕に語りかけてきた人間はいない。

 

ですから、今のテレビの有様は、即刻、止めるべきなのです。世界中の本物、本当の天才たちを、毎日、テレビに必ず登場させるのです。

 

何故?子供は、本質的には、皆、天才の要素を持っている。

 

だから、阿呆な芸人や、お茶らけテレビ人間を見せてちゃ、駄目なんです。

 

無言で、子供たちを触発させること…それが映像に与えられた役割だってことに、いい加減、気付かなきゃ…テレビ局関係者は、もう救えない、許されない存在として地獄の業火に向かうしかない。

 

 

©芥川賢治

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