今週号のアエラから…日ロ関係について。

ジャーナリスト 横村 出 さんの記事から思う事。

この秋、各地でクマの被害が続いたが、北方領土の国後島にも人騒がせな「熊」が出没した。ロシア語でクマ(メドペーチ)が名前のルーツである、メドベージェフ・ロシア大統領だ。…以下略

「ロシアにはなんと美しい土地が多いことか。国後にて」ツイッターにはまっている大統領は11月2日、そうつぶやいた…以下略北方領土について、ロシアの腹は最大に譲歩しても歯舞・色丹の2島引き渡しだ。国後と択捉を還すつもりは毛頭ない。国後訪問の狙いは、日口交渉の出発点である1956年の日ソ共同宣言(平和条約締結と歯舞・色丹引き渡し等)を反故にし、ちゃぶ台をひっくり返しかねないという危機感をあおることだ。…


1965年生まれの45歳。政治に関わったのはソ連崩壊直前で、ポスト冷戦からの指導者だ。欧米化とナショナリズムを矛盾なぐ融合できる世代という点で、前原誠司外相と似ている。共通項は「怖いもの知らず」である。…以下略



だが、昨年シンガポールでのAPECで、ロシアは、日口外交に意欲的な鳩山前政権に対し「2島返還十共同開発」との線を打診していた。当時、衆院外務委員長として復権した鈴木宗男氏の影響力に期待をかけたが、その後の進展はなかった。鳩山政権崩壊から鈴木氏の収監決定に至る情勢をみて、「まず2足の靴(択捉・国後)に足を入れよう」(ロシア情報筋)との判断に傾いたようだ。…以下略。 


最後の部分を見れば…少なくとも日ロ関係だけに限っても…自分たちが誕生させた政権だからだろうが…現在の有様の全てを…今日の日経社説のように、鳩山政権や小沢一郎氏のせいだとするのは、自己弁護と言うものだろう。

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