京都散策を中止して。
然し、この事こそ大阪蘇生の時を告げるものであります。…大阪市も大阪府も財政的には破綻寸前のはずです。蘇生の為には投資の流入が必要絶対条件です。大阪と東京は実は同じ街です。違いは国際都市であるTOKYOと国際都市ではない大阪ということだけです。大阪からOSAKAへ移行する時を神が与えてくれたと言うべきでしょう。この15年間毎年200億円を超える税金が無駄遣いされていたのです。これから最低15年間、大阪府、大阪市に入る税金を半額~ゼロにして、大阪に大きな投資が出来る外国資本の日本支社、大阪支店を誘致してください。強く要望します。但し、大阪の国際化はアジアの中の大阪になる事だ等と、日本の本質的にPeasantであるマスコミと同じステレオタイプな発想をしたら命取りです。アジアではありません。月給1万円の国から月給20万円の国へ大きな投資が為される事は決して有りません。その逆は真ですが。今の大阪に必要な事は投資ではありません。大きな投資を引っ張ってくる事であります。大阪を梅田~難波までの御堂筋とその周辺に昼も夜も多数の欧米人がいる街に変貌させて下さい。そう、現在のTOKYOになるのです。大阪がOSAKAになればアジア人も自然に集結して来ます。
これは7年前に、芥川が縁の有った知人が(初対面で芥川が何者かは理解してくれた)当時の大阪府知事になっていた時…その人宛てとした途端に、2日間、止まらなかった思索が、瞬時に纏まり、一気に書き上げ、大阪府下の日経新聞購読全世帯に折込んで、意見広告した文章の一部です。
弊社専務が教えてくれた「梅棹忠夫 語る」(該当の章をご参照)を借りて、昨日、嵐山に向かう阪急電車の行き帰りに読んでいたのですが…僕の紹介を契機に、この本を買って読んでいる方もいらっしゃると思う…P30の冒頭を見て下さい…芥川が書いた上記の文章の紙背に、梅棹忠夫大人(たいじん)と同じ眼差しが潜んでいる事が分るはず。