胡錦濤に「会いたい外交」…週刊文春11月18日号より。

尖閣諸島沖で中国漁船の船長が逮捕された後、中国側は東シナ海のガス田を掘削する動きを見せているが、経済産業省が対抗措置として探査船を出そうと進言するのを、菅首相と仙谷氏は、「APECまで待て」と指示。

 APECで胡錦濤国家主席との首脳会談を実現させるまで、刺激するなというわけだ。会談の提案内容よりも、会談という形にとらわれた「会いたい外交」である。

「ドタキャンされた温家宝首相との会談も、会うことばかりにこだわり、握手すれば、支持率が上がると思っていた」(外務省記者)

 

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