今朝の日経新聞「春秋」から。

三島由紀夫の…芥川は、これまで知らなかった幼児性と言うか…ハンバーグの食べ方や、書斎に「少年サンデー」が山積みにされていたというエピソードの後に。

 

…前略。

当時の三島は人気絶頂で、ハンバーグの一件のときも周囲の視線が熱かったという。そんな寵児はしかし、日本の行方を冷ややかに予言してもいた。「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るであろう」。存命なら、現代をどう論じただろう。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください

前の記事

今朝の日経6面(国際)から。

次の記事

今朝の「天声人語」から。