文章の容量が足りないぞNTT…日本一の売上、純益が泣いてる。
…前略
亀井静香氏が口にしていた不気味な警告
話を平野氏の証言に戻そう。
森英介氏とは、当時の麻生内閣法務大臣で自民党の衆議院議員だ。森氏本人に確認をとったわけではないから、ここで断定することはできない。だが、時の麻生総理は「けもの道」にただならぬ興味を持っていた人物として私の耳にも届いていた。
2001年10月末、「けもの道」が検察首脳と後藤田氏の間で取引されたわずかその半月後、当時、自民党政調会長だった麻生氏が後藤田氏に事実関係を確認しに来たというのだ。そのとき後藤田氏は、「けもの道」の存在を言下に否定したという。与党・自民党でも限られた者しか知らなかった取引をすぐに嗅ぎつけた麻生氏の情報網の広さには驚かされる。
総理大臣就任時の麻生氏は当然、「けもの道」の存在を知っていた。民主党の攻勢にさらされ、瀕死の政権を維持するために必死に策を練っていたはずだ。
亀井静香・国民新党代表は、奇しくも大久保隆規氏が逮捕される直前のインタビューで、こんな警告を発している。
(長年権力の側(自民党)にいた私や小沢氏は熟知していますが、権力者というのは、その気になればどんな暴挙でもやり放題です。(略)だから民主党からすれば、一刻も早く麻生太郎首相を権力の座から引きずり下ろさないと、敵はこの先何をしでかすか分からない。)(「週刊現代」209年2月12日号)
亀井代表の予言は、この直後、見事に的中した。
…以下略。
麻生政権は、末期的な症状に陥っていた。
…中略
東京地検特捜部は、組織のルールを破ってまで小沢代表に斬りこんだ。
…中略。
この奇妙な一致から読み取れるメッセージは、ただ一つしかない。
政権交代後、小沢幹事長の元金庫番が逮捕される