三井環氏の本を、読みながら京都に向かった。
三井環氏の
「権力」に操られる検察…双葉新書 価格819円
五つの特捜事件に隠された闇
を、読みながら京都に向かった。
大分前に書いた文章…日経新聞コラムニストが「正義」を振りかざして小沢一郎氏を論難していた事に対して…。
例えば、僕は、彼が、この本を読んだ後に、どんな正義論を語るのか聞いて見たい。
馬車馬のように働いた挙句、えらい目に遇わされて20年を浪費した芥川は、税金を返せという気持ちも萎(な)えるほど、嫌になっていたが…こんな国は捨てるしかなかったのではないか(一度きりの人生を費やすに価(あたい)した国だったのか…世界には住むべき場所は幾らでもあるのに)…
新聞には、中国のノーベル賞受賞者の文章も掲載されていた訳だが。
今朝の、朝日読書欄に村上龍の新作の書評が載っていたが…村上よ、君が文学的に大層に描いて見せたことは、例えば、芥川が大分前の章で書いたこと…人口比10%の、年収1,000万円超のエリート層と、90%の一生働いて年収500万円の層がそんざいするのが資本主義…これは絶対に固定化してはいけないのだ…世襲制なんぞは唾棄すべきものなのだ…この層は絶えず循環、入れ換わらなければ駄目なのだ…それが絶対条件なのだ。
それを為す事で解決される問題だと芥川は思うよ…君も寵児として遇されている日本のマスメディアが、その反対をやり続けているだけのこと。
見てごらんよ…この20年を。世襲制度の中にいるだけの者たちを、日本最高のセレブのようにしてきたりetc.のこと…芥川の文章を読んみな…実は、あなたも、そういうことに加担して来ていたのかもしれないよ。…あなたはあなたなりに頑張っているのだろうが。
真実は、はるかに単純なんだと芥川は思うし…僕の文章を最初から読んでもらえば分るはず。