私の写真を見た方は分るかもしれないが、僕は、お寺はまだしも…極言すれば、神社、仏閣には興味が無い。

 

何故？…人間はすべからく姑息なものだからだ。

 

頭が良かろうが、悪かろうが。名士であろうが、無名だろうが。東大出だろうが、駅弁大出だろうが。

 

それだけでは、世界最高の知性と自由を達成している国に居る、私の友達たちに失礼にあたるから、正確に言おう。

 

何者かに属した精神に於ける呑百姓…何主義であれ、貧しさゆえであれ…貧しさゆえに呑百姓に追い込まれている者を救うために、宗教は生まれた、在るのではないかと私は思っているのだが。

 

クリント・イーストウッドも、遅くに、世に出た人である。

 

僕は、「ボクサー」以降の彼に、とても親しいものを感じるのだ。
私にとっての…ジョバンニにとっての、仲間、ともだちであるとでも言おうか。