2011年1月3日。
おはようございます。
去年の7月16日に、芥川賢治として登場してから初めての新年を迎えた。
天と地ほどの違いは、いろんなことに顕著。
まず、昨年までの新年なら(ハワイ等に行っていた時分なら、ハワイから帰って来てから)読んでいた新聞を、全くと言って良いほど、読みたいと思わない。
何故?…大新聞(芥川が取っているのは、朝日と日経だが)の論説員たちの、思考の有様というか、情報の根拠というものが、記者クラブで発表されたものであったり、政府高官と称される者の思考に準拠したり、経済官僚の考え方に沿ったものであったりしているだけのものであることが、見えてしまったからだ。
これに加えれば、同じように、政治を論評する事で大成功したり、高給を稼いでいる様な、一部の連中(これまた官製情報に準拠している連中だ)に依って、この国のマスメディアは、論を形成しているだけのことだからだ。
テレビ…昨年までは、惰性の様に、この全局一律の、三流テレビを観ていた。
今年、観たものは、NHKの7時のニュース、BSジャパンの、パリ・オペラ座の秘密の様なタイトルの、牧瀬理穂が案内人役のドキュメンタリー番組。
昨日は、ニュースを途中からに続いて「ダーウィンは見た」の特集番組。
それから、見事なセットに、当代、今が盛りの様な、名優二人…ロバート・ダウニー・ジュニア、と、ジュード・ロウに依る「シャーロック・ホームズ」…これは大作ですので、21時~24時まで観ていました。
何故?「文明のターンテーブル」第一章で、私たちの国の、テレビの実態を完全に認識した訳です。…こんな阿呆な物…諸悪の根源であると言っても過言ではない…を、観れる訳が無いからだ。
このテレビから世論が作られ、正義が作られる…アホか。
去年までと、今年と、どちらの新年が、豊かで、ありのままだったかは言うまでも無い。