芥川殿、待っておりましたぞ。

何度も言ってきたdecency 上品な、ちゃんとした。 これに対するindecency 下品な、猥雑な。上品、下品、これは仏教用語だったのだ。上品、中品、下品。…見事としか言いようのない来迎図、これもまた平安時代の作品だとは…しかも下品とは悪を成す人間のことであって、その中にも三段階がある、と。

芥川は、テレビはまさに、いろんな意味でこの下品にあたると思った。あまたの魑魅魍魎が育つ訳だと納得したのだった。

 

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