彼らは何という偽善者、欺瞞家の集まりであることか!
(文中敬称略)…それにしても朝日の政治部記者たちは、余程、仙谷良人に肩入れしているみたいだな…週刊現代が、それこそマスコミの役割だろうという、視聴者や有権者が知らない事を伝えてくれた記事が出た翌日に、彼の名前を大きく掲げるとは!
検察のリード通り小沢一郎を悪人として徹底的にたたき続けた2年間だから、…60数年前も。この20年超も、「過ちて改めざるこれを過ちという」、を実践してきた新聞界の代表としては、そうするしかないのだろうが。
このことが指示している事は少なくとも二つある…彼らが肩入れした、この一派に、大した人物がいないこと…弁護士だから大過は犯さぬだろうという安心感の上に全共闘のはしりで論争には負けないしたたかさを持っているから自分たちが悪人に仕立てた小沢一郎は完璧に退治してくれるだろう。
が、ここに、既にして彼らの偽善と欺瞞は露呈しているのである。彼らとは朝日の政治部記者や論説員たちのことではない…その他も全く同様である事は無論…何故なら、皆、同じ行動、同じ人脈で生きている、考えている人間たちだからだ。
特権的な記者クラブで時の権力にインサイダーとして食い込むなどということのみに精力を使ってきた人間たちだから、為すべき読書や見るべき世界、知るべき世界に対する開かれた感性や、自由な魂なぞは持てる訳がない。
彼らはなんと言い続けてきたか…世代交代を急げ…有能な若手がいる。
が、その実態は、65歳の、内ゲバなら任しとけ人間に頼るしかない彼らは、何という偽善者、欺瞞家の集まりであることか!