今夜のテレビから。…備忘録に、後で清書します。
この間からTBSのニュース23が明らかに変わってきたと思う…他社とは違う特集を毎回のように入れ出した。と同時に、TBSのジャーナリスト魂は死んではいないとも感じている。…例えば今夜の北方領土の特集は実に有益なものだった。それとサッカーの長友が大学時代にあった転機についても、これぞ報道というものだった。…彼は最初サイドバックが嫌だった…これは他のどの局もこれまで伝えてはいなかった事だと思う。
北方領土に住むロシア人たちは、ここに何の希望も、極端に言えば生きる意味を見出していない…メドベージェフが訪問したという家庭に入ったインタビューでの家長の本音は子供たちは此処から出さなければならない…何もないから。現地ロシア人医師が淡々として語った事…いずれ此処からロシア人はいなくなる…
その場しのぎの発言ばかりして、その場では勇ましい事を言う前に、こういう現地の実態をどうして把握しようとしないのか。テレビ局に出来る事が政治家に出来ないのでは、どうししょうもなかろう。僕はマスコミばかりを、テレビばかりを意識してきた政治家なる者の実態が露わになっているのが、今なのだと思う。いな、やっと露わになったというべきだろう。本物の政治家、為政者とはそんなものではないのだ、ということを全国民に知らしめた功績は大だというべきだろう。
実態を=現実=真実を知って、そこから策を組上げて行く、それが政治と言うものだろう。相手が乗ってくる案は、そこには必ずあるはずだと芥川は思う。