<話題>ウズベキスタン関連銘柄を探せ、貿易、投資が拡大

   ウズベキスタン共和国との貿易拡大が促進される体制が整い、関連する銘柄に物色の矛先が向かう可能性が高まりそうだ。経済産業省は7日、海江田経済産業大臣は、訪日中のアジモフ・ウズベキスタン共和国第一副首相兼財務大臣およびサイドヴァ同国対外経済関係・投資・貿易大臣と会談を行い、貿易投資拡大のための協力に関する文書に署名したと発表。

…中略

 

  JOGMECは、ウラン、レアアース、レアメタル、天然ガスなどの資源開発に関する覚書を締結した。伊藤忠商事<8001.T>は、同国の国営ナボイ鉱山コンビナート社とウラン精鉱の長期大型売買契約を結んだ。伊藤忠は10年間のウラン精鉱長期売買契約により、国内電力会社へ安定的に燃料資源を提供する。対日資源確保を推進するとともに、今後急成長が見込まれる原子力発電新興国への燃料供給も視野に入れている。

  

  09年の財務省貿易統計によれば、同国への輸出は自動車、ゴム製品など79億円、同国からの輸入は金、錦織物など98億円となっている。今後は、商社を中心に資源開発関連が先行することとなりそうだ。関連銘柄として、伊藤忠をはじめ丸紅<8002.T>、三井物産<8031.T>、三菱商事<8058.T>、住友商事<8053.T>、豊田通商<8015.T>、東洋エンジニアリング<6330.T>、コマツ<6301.T>などが挙げられそうだ。(高橋克己)

 

モーニングスター社のニュースより抜粋。

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