だいぶ前から思っていた事なのだが、大阪という街をきちんと定義したいと思う。
だいぶ前から思っていた事なのだが、大阪という街をきちんと定義したいと思う。簡潔にズバリ行きましょう。…大阪は信長殿、秀吉殿、家康殿の昔から商業の中心地であったことは歴史の常識。…その伝統が生きていることの現れが船場の商人=船場に本拠を置いていた企業群=であり、関西発の大企業のしぶとい強さ…リーマンショックに襲われた時でも、例えば住友金属工業の決算は大したものだった。芥川は流石関西商人の伝統というか魂というか合理精神というか見事としみじみ思った。
つまり大阪は少なくとも、この1,000年間商業の集積地で在ったのである。大阪がとんでもない方向で、…特に痴呆テレビに依って定義されている今…明瞭に定義する必要があると芥川は思うからだ。
大阪は1,000年の、「商業の都」である。 と。