「本饅頭」

 時代は下り、天正3(1575)年の長篠の合戦。鉄砲の連射を駆使した織田・徳川連合軍が、戦国一の騎馬軍団を擁する武田勝頼を撃退した戦いです。家康出陣の際、塩瀬の七代目林宗二が「本饅頭」を献上しました。「本饅頭」とは、大納言が入った小豆餡を薄い皮で包み、丁寧に蒸しあげた、林宗二考案の品です。家康は、本饅頭を兜に盛って軍神に供え、戦勝を祈願しました。この逸話から、本饅頭を「兜饅頭」とも呼びます。

http://www.shiose.co.jp/shiose_history.html から。

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