貞安上人。
貞安上人は、天正3年(1575)、能登の西光寺に住 んでいたが、上杉謙信の穴水城攻めを逃れて、同4年に安土(近江)の円通寺へ移る。そこで、織田信長の帰依を受け、能登の西光寺にならって西光寺を建立し、浄土宗の布教で功績。天正7年(1579)5月、織田信長の命をうけ、上人は浄土宗代表として安土浄厳院で行われた宗論に加わり、法華宗(日蓮宗)僧侶を論破したことで信長の信任を得ている。その時、信長から軍配団扇と朱印の感状を受けていて、それらの品々も展示されていた。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~hidesan/daiun-in.htm から。