テレビばかりを見続けて、それを情報源としてきた人達…。

http://ameblo.jp/sunsetrubdown21/entry-10599364431.htmlで、友人が、どこかの大学教授の講演を聴きに中之島公会堂に行って、日本も、サムソンに倣って英語教育を改めるべきだとの、その教授の論を話してくれた時…極言すれば、「阿呆か」、と指摘した。

芥川が、指摘した当たり前の事を、昨日(2月13日づけ)の日経新聞は完璧に実証してくれている。

世界 いまを刻む というシリーズ。

見出しは…厳しい受験競争・就職難  韓国から「教育移住」続々 米国など外国籍取得 自国での将来に不安

ここから超抜粋するだけで、芥川の正しさは一目瞭然に分かるはず。

…前略

 韓国では小中学生の頃から深夜まで塾に通い、有名大学を卒業しても正社員として就職できるのは半数程度にとどまる。その後も厳しい社内競争にさらされ、昇進が遅れれば「38線(南北軍事境界線の別称=38歳前後で早期退職を迫られる)」が待ち受ける。定職に就けないため結婚や出産をためらう若者も少なくない。

…中略

漢陽大の金信栄(キムーシンヨン)助教授(39)は「韓国人は10歳代半ばから老後まで常に不安にさらされている。不安から逃れるためには海外に出るしかない」と解説する。

…中略

元来教育熱心な韓国の親は「子供の未来に希望を持てず、借金しても海外に送り出すようになった」 (金助教授)。裕福な家庭が集まるソウル江南地区の小学校では「毎年数十人の児童が英語教育のため母親同伴で留学する」。男の子の場合は「米国籍なら厳しい兵役義務を回避できる」という動機もあるようだ。

…後略

以上の様な事は、きちんとした新聞…例えば朝日の半分以上は世界最高級の情報を伝えている…どの新聞も論説員等=社説が酷過ぎるだけなのだ…これに加えれば週刊朝日やニューズ・ウィーク(日本語版)等を読んでいる人間には常識。

この20年超、24時間、「下品」、を流し続けたテレビばかりを見続けて、それを情報源としてきた人達でなければ、こんな事は常識なのに、何故、大学教授だとか…或いは芥川が政治的に期待を寄せている人間ですら、そうな事に驚き、たしなめるために書いた章もあるほどに…、そして政治家に至るまで、韓国に見習わなければ等と言い出したのか。

 

 

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