「下品」、は必然的に悪を生み出す。

昨日、高校2年生が逮捕されたというニュースを観て、芥川は、さもありなんと思った。東京の例えば銀座或いは六本木で歴史に残る訳もない類の男たちが、「あっ、それ面白いね」として何事か、その場限りのビジネスを始める…それに飛びつくのは先ずテレビだろう…格好の話題が出来るとして…視聴率が稼げるという以前に先ず、番組の穴草が出来る、が先だろう…20年超、痴呆テレビを見続けた国民が…週刊朝日は、たったの29万部だが、テレビは全国民が観ているのである。

資本主義を商業主義と定義したとして、これは、げに恐ろしいものだとは思わぬか。こうやって痴呆は、或いは阿呆は、或いは馬鹿は量産されるのです。そこで議論されている政治に極端にいえば真実などは何もなく…受けるかどうか=テレビに取り上げられるかどうか、自分の顔がアップで映されるかどうか、それだけを考える人間が輩出しても何ら不思議ではない。

アメリカは商業主義の発祥地かも知れないが、芸術や言論は腐っていない。…何故か…アメリカは商業主義の対極に、絶対的な言論の自由、知性で成り立つ社会、何者にも属さない精神で出来ている…emperor-banzai-fascismなんかには陥る訳もない…何事か物を言うのに口をつぐむなどと言う事は有り得ない、世界最高の民主主義があるからなのだ。

私たちの国の商業主義の対極には何もない!事を明らかにして、アメリカに匹敵する、どでかい自由、どえらい夢を作るために、芥川は生まれ、艱難辛苦の人生を歩まされ、昨年、やっと書き出した。…それを促したのは、「北ヤード」、の事だったが。

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