芥川の、「ブラ*ニュース番組」
昨夜、各局のニュース番組を見ていて思ったこと。
民主党議員16人が会派離脱を表明した事=現政権の手法に対してNOをつきつけた事に対して、各局がほぼ共通して言っていた事は、彼らが比例区当選者で当選一回の弱者が殆どであり親小沢であるといったものだった。
芥川が、ここで注釈を入れれば、比例区当選者と言うのは、その党の公約を支持して票を入れた有権者に依って当選した人達。
今朝の朝日は…新聞はテレビの様な時間に追われた瞬間芸の世界=コメントの類の世界ではない、活字媒体であることを久し振りに実証していた。
彼らの声明文の要旨をきちんと掲載していた…全員を合計すれば何百万、何千万人の国民の声の代弁者として当選した国会議員たちの決断なのだから当然のことだろう。
一方、彼らの声明文・全文或いは要旨を画面に流すのに、1時間かかると思っているのか知らぬが…実際は1分で済むはずだ。
今朝、朝日新聞は、その要旨をきちんと掲載していた。
一方、テレビが流していたものは、この意を決した者たちが並んでいる光景だけだった。…以前にも書いた様に、私たちの99%は、皆、異形の顔…テレビの前に現れて結構な高給を取る瞬間芸の達人でも無ければ、全てが演技の役者でもないのは言うまでもない事…
つまり、私たちの、素の顔は、瞬間的には、誰もテレビ映りが良い訳はないのである。
写真ですら、ろくな顔に映らないのだ…貴方そのもの=貴方の全て、貴方の内面、貴方の人生までも写し取れるのはプロ中のプロにしか出来ない。
そこでテレビがした事と言えば…NHK(9時)、テレビ朝日(ニュース・ステーション)ニュース23(TBS)ニュース・ジャパン(フジ)…にやにや笑いを浮かべたキャスターが、自分たちの…冒頭に書いた様な…各社、横並びの見解を述べただけだった。