ひるまず前進し戦う知性と、この20年超が作った後退しようとする…。

東京で学生生活を送られている方が、昨日、アメーバで読みましたよ、とペタを付けてきてくれた。そのブログを読んでみて、ちょっと驚いた…同級生の中には休学して西の方(大阪方面のことか)へ移住しようかと思っている…と。

放射能の解説、或いは、原発に反対されて来た方、原発の問題点を指摘されて来た方が、或る面で、だから言ったこっちゃないかという思いが強く出た…深刻な損傷を受けた事は事実な訳だが…解説等を読んで心が明るくなる者はいない。

けれども方策が無くなった状況ではないのも事実…設計通りきちんと停止した、だが未曾有の大津波で非常電源用重油タンクが流された…これが大問題だったことは今、誰もが知っている事…さらに周辺機器の不具合が生じている可能性も在る。

芥川が何度も指摘した様に、この内閣は、民主党の全員一致内閣ですらないのだ…それを促進、後押ししたのは、芥川が取っている新聞で言えば、朝日、日経の論説員たち…他紙も同様だろう…小沢一郎排除等と言う「下品」いな、阿呆を言い続けて。言論の責任は地球と同じほど重い…一人の命を左右するのだということを、今、現実は教えてくれているのだ…彼らの阿呆には見合わないほどの犠牲と一緒に。

だが、世界の知性は逃げない…今日、出がけに、仏のアルバが防御服や防御手袋を万着単位で日本に送り今夜到着予定である、と。独の薬品メーカーは炉心融合を防ぐためのホウ酸を大量に日本に送った、と。

アメリカは、本来、核戦争に備えて訓練されていいる特殊部隊を沖縄の基地に待機させている…日本政府からの要請が有り次第、現地に向かう。と…この件で言えば、20年超の痴呆テレビを見てきた人達に対して、以前に、芥川が指摘したことだが…彼らは、緊急時にアメリカが、日本の為に戦ってくれる事はないと…こんな事を少なくない人たちが言っていた訳だが…彼らは民主主義者気取りで居るが、emperor-banzai-fascism の名残の思索しか持っていない事を、今回の、アメリカ軍の行動は実証している事に気付き、…二度と、痴呆テレビの前で、低能をさらし、物を言ってはならない。

冒頭の方の同級生たちの思考は、この20年の結果として、常に時代の最先端であるべき若者のアンテナが、前進よりは、後退に敏感になっているのだろうが、この20年超を作ってきた私たちは責めることは出来ない。

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