「火事場泥棒」、という形容に、私は何の異論も挟まない。

以下は、昨夜の事です。…冒頭の映画は、始まりからして、これは良い映画だぞ、と感じさせるものだった。
先ほど観終えて、私が思ったことは…あまりにも良い映画であった事と、題材が題材だったので…今朝の朝日の或る面にあった論説は、ナチスの紙面の様に感じた。
この論説を書いた男の面の皮の厚さは…私は、この20年のデフレの中で、二人の悪人に遇った…どちらも正真正銘の悪人…この二人と何ら変わらない事に、本当に嫌になった。…
もう朝日を取るのは止めようかな、と。
何故って?
この不要、無用の20年、増えているべきだった国富=450兆円、アメリカは、この20年の間に、ほぼ同額の国富=GDPを増やした…増やせなかった為に、わが国は、この間、約450兆円の国債を増発した…これの95%は、日本の個人資産で賄われている…個人資産とは人口の95%を占めると言っても過言ではない労働者が、勤勉さとdecency を発揮して作り上げたものの結果…この上下900兆円を失わせたものは、この男たちが続けて来た、「政治とカネ」、という虚構だった。

それだけではなく、今、多くの国民が観るだけで虫唾が走ると、思っているが、こんな時だから口には出さず辛抱している様な人間を持ち上げた。
何故、虫唾が走るかって、国民が、皆、無私の心を発揮して、この国のために、命までかけて頑張って居る時に、この男は、国家まで己のだしにして、自己の権力維持を計ろうとしているからだ。

…注:その実証が今朝の朝日4面に在る…
前略。
自民党が入閣要請を拒んだ背景には、首相への強い不信がある。
谷垣氏は震災直後の11日午後、首相に「政府の対策に全面的に協力する」と電話で伝え、その後の党首会談でも協力する考えを示していた。
与野党による各党・政府震災対策合同会議の立ち上げにもただちに応じた。
にもかかわらず、菅政権は子ども手当の「つなぎ法案」など、震災対策に直接関係のない法案への協力要請をしてくるばかりで、自民党内には 「火事場泥棒だ」と不満が高まっていた。
後略。

朝に書いた日経朝刊の記事についての結果は夕方のニュースで流れていた訳だが…それは至極当然で当たり前の結果。
こんな事を突然為す人間の、「下品」、が、本当に嫌になった。
現執行部や現執行部を実質的に作った者たちは、家康殿なら、国家に害を及ぼす、及ぼし続けた奸臣として、佐渡島や隠岐の島に、島流しにしているな、と思う。

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