芥川が書いてきた事が正しかった事を今朝の日経は実証している…。
「危機的状況を脱する光明が見えてきた」。首相は21日の緊急災害対策本部会合で、原発事故への取り組みの成果を強調してみせた。だが、原子力災害対策特別措置法に基づく原子力災害対策本一部とは別に「東京電力に危機感を持ってもらうため」として、法的根拠のない政府と東電の統合連絡本部をつくったのは首相自身だ。これには「指揮系統の混乱を招いている」との批判もある。
…中略。
「放水など現場の具体的な作業の実施要領は、現地で自衛隊を中心に関係行政機関と東京電力で調整するように」。首相は21口、防衛省や警察庁に文書でわざわざこんな指示を出した。福島第1原発の作業を迅速に進めるだけではなく、自らの指導力を見せつけたい思惑もうかがえる。
*繰り返すが、こんな時に、こんな思惑で頭が一杯である様な人間を、…選択し、その方向に世論を導いたのは、誰か!
…中略
官邸地下の危機管理センターには各省庁から職員約120人がひしめき合い、昼夜を問わず作業を進める。センター中心の楕円形のテーブルに、松本龍防災担当相ら閣僚が座り、モニターを見ながら随時指示を出している。だが、政務三役の一人は「危機管理センターに相談しても何の指示も出てこない。各省の政務三役と直接、調整している」と打ち明ける。
…後略。