でも、大丈夫だ。夜には『停電は回避できた』ということになっているから」

さらに17日午後、海江田万里経産相が「夕方以降、予測できない大規模停電の恐れ」があると発表し、都内の電鉄各社に電車の運行減などを求めた際には、事前に経産省内部からこんな“タレコミ″があった。
 
「東電に騙されて、海江田さんが会見を開くぞ。でも、大丈夫だ。夜には『停電は回避できた』ということになっているから」
 
この予言のとおり、「大規模停電」発生という大臣によるよる“デマ”自体が、東電によって「そんな言葉(大規模停電)はない」(同日の幹部会見)と否定された。つまり、東電の振り付けのまま、政府は踊らされていたのだ。

…週刊朝日今週号より。

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