国会議員ではただ一人の原子力専門家である吉井議員が無視された理由について…芥川の答え。

(文中敬称略)

何故?京都大学工学部原子核工学科を卒業、東大原子核研究所にも所属したことがある、国会議員ではただ一人の原子力専門家である吉井議員の質問は、国会でも、マスメディアでも無視されたのか…アエラが今頃、鼻息荒く言っても後付けにしかならないし、小沢一郎の件に関して、権力に与した事の贖罪には、とうていならない…忘れられた事実を明瞭にしてくれた事は無論だが。

サンデー毎日で、吉井議員の質問を初めて知ってから、ずーと、芥川の脳裏に去来している事が在るのだ…既述したように、或る時期、「朝まで生テレビ」、を結構観ていた…そこでの田原総一郎の口調や振る舞い…それに倣ったのであろうキャスター達の口調や振る舞い。

共産党は何でも反対党だけではなく、イデオロギー政党と決め付けて、視線と振る舞い、手ぶりは、完全無視。…それは野党に対しても頻繁に見受けられた態度。
政治を動かしているのは与党なんだから、と、極言すれば、与党でなければ意見を聞く必要もない…つまりは権力追従。

そうでありながら、田中角栄や、小沢一郎の様な、真に強い政治家が現れると叩く…この、パープリン、支離滅裂ぶりが、つい昨日までのマスメディア。

つまり、白黒の二元論で成り立つ、低能の極みの様な=精神年齢13歳の論を、まことしやかに、やり続けて来たのである。

この20年間、その様な有り様が続いた結果が、今の、ネット、2チャンネル上に現れている、これ以上ない様な下品。

芥川の読者の方にも知らない人は大勢いるだろうが、…芥川が、京都を、大阪を=関西を選択して、上洛した頃は、京都府=林田、大阪府=黒田、という共産党知事が長期政権を築いていたのである。

国政選挙に於いてもしかり…四国、九州、中国、中部、東北、北海道、と、軒並み、自民党候補だけが当選確実と開票と同時に出てくるような時代に、京都、と大阪だけは、自民党は勝てなかったのである。…それこそが、権力に与しない関西人の真髄で在ったのだ。

官学の…猿山社会の=縦割り社会の東大に対して…野学の京大…配列社会…京大の人文科学研究所の構成を見れば分かる事…多種多様な言論から良いものは全て取り入れ…全員で討議し深める。

この20年超を、芥川が、糾す理由が、これで分かって頂けるはず。…だから立花や星や論説員達は許せないし、二度と言論の表舞台に立たせてはいけない。

それだけが、今、わたし達に唯一できる事。わたし達は福島に行って原発を抑え込む事はできない…2チャンネル的な言辞を弄する者なら「月に1,000万円くれたら、俺行くけどな」、等と言う、瞬間的な笑いを伴った、「下品」、は言う事は出来るだろうが。

わたし達に出来る事は、この20年超の愚かしさを糾す事だけ…立花や星達が作ってきた間違い、それらがもたらした痴呆テレビ…話題のみを追いかける事が、どれだけ愚かしく、危険な事か…紀元前以前の人間にも劣る…論語の、「ろ」の字にも到達していない様な、嘘つきや、詐欺師たち…あなたの周囲を、或いはネットを見てみなさい…山ほど居るから。…その筆頭に、管直人を上げたって、もはや極論ではないだろう。

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