もう一つ、まことしやかな嘘、としか言いようのない答弁。
(文中敬称略)
「排気着手に7時間」が経過した訳ですが…。
その理由を…首相を庇う事しか出来ないのであろう大臣は答えた
海江田万里経済産業相は「格納容器の圧力上昇は、放置すると容器が破壊される恐れがあるから、午前1時半に首相と私でベントを決め、東電に促した。ただ、電源が失われていて(ベントが)開かないということがあって、最終的には手動で開けた」と説明した。
考えても見て下さい…この時点では、放射能漏れなどは発生していなかった…設計通り緊急停止しただけだったのです。
今、どえらい放射能が地下プールやトレンチに溢れている中でも、作業員たちは、ポンプを動かしたり、中央制御室に電気を通したりしている訳です。
冒頭の時点…放射能も何もなかった時点で、ベントを手動で開けるのに、7時間かかる様な作業員たちではないことは、…連日、日本中に知らしめているではないか!
あの無残な外観の中で、…ガレキの為に、予定通りホースが引けない事を解決するために、…ガイガー・カウンターがピーピー鳴る中で、短時間に、手作業でホースを繋いだ東京消防庁の英雄たちの実例を挙げるまでもなく。…今、全員が、最悪の環境の中でも、やるべき仕事をこなし続けているのです。
管首相と海江田は、証人喚問に引っ張り出して、事の真偽を明らかにしなければならない。
何故?…言うまでもなく、今、為されている事は、核と人間、核と人類、核と日本、核と世界、の戦い、戦争そのものなのだから。
管直人が不要無用の事を為して、この事故を重大局面に持ち込んだ事、当事者国の首相として為すべき初動に於いて…重大な3つの過誤を為した事も、今は明白なのだから。
管は戦争犯罪人として、海江田は、偽証罪で裁かれなければならぬ。