牡鹿半島沖、東北大測定 海底隆起5m…4月2日朝日新聞29面から。

東日本大震災の地震で、大津波を引き起こした海底の隆起が東北地方沖の海底で確認された。東北大の観測で5び隆起していたことが分かった。犠牲者2万人以上の明治三陸大津波(1896年)の2倍以上の隆起とみられ、巨大な津波を裏付ける結果だという。
 
観測したのは、東北大が牡鹿半島沖二百数十キロの日本海溝付近で設置していた水圧計。3月末に引き揚げてデータを分析したところ、水圧から推定される水深が、地震後に5メートル浅くなっており、この分隆起したことが分かった。
 
津波は、地震で海底が急に隆起や沈降して海水が動いて起きる。明治三陸大津波では2メートル隆起したと推定されている。
 
データ解析した東北大地震・噴火予知研究観測センターの日野亮太准教授は「隆起の勢いかすさまじかったからか、海から引き揚げた水圧計は泥だらけだった。今後、地上での地殻変動データなどとあわせて、この地震の正体に迫りたい」と話した。 (長野剛)

これにヤフーニュース、読売の一行を追加すれば… M7クラスの地震での隆起は1メートル程度と考えられており、今回は大きな隆起が津波を巨大化させたとみられる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です


上の計算式の答えを入力してください