「不都合な真実」否認が招く危機…今朝の、日経新聞書評欄から。
「なぜリーダーは「失敗」を認められないのか」リチャード・S・テドロー著 評者:一橋大学教授 一條 和生
黒字化は芥川。
東日本大震災で被災した東京電力福島第1原子力発電所で相次いだ緊急事態。何重にも構築していたはずの安全確保は電源喪失を起点に機能しなくなった。波をかぶって非常用電源まで失うことは想定していなかったという。しかし一般的に危機の原因とは、想定していなかったことばかりにあるのではないとテドローは言う。むしろ当事者が目の前の現実を認めないこと、つまり「否認」にこそ、危機の原因の多くはある。
否認とは向き合いたくないが故に明白な事実を無視すること。多くの失敗は、都合が悪い事実を信じたくないが故に個人や組織が否認したために起こった。それこそ、ハー・バードービジネススクールで40年にわたって経営史を研究している著者が、アメリカの現代経営史を紐解きながら描き出す事実である。
「不都合な真実」否認が招く危機
自動車がステータスシンボルになり、国民がカラフルな車を好みだしたにもかかわらず、黒のT型フォードを生産し続けたヘンリー・フォード。値段はやや高いが高品質で長持ちするラジアルタイヤを否認し続けたアメリカのタイヤ業界。ディスカウントストアの成長を目にしつつも、ライバルとは認めずに市場は飽和していると考えたシアーズ。どれも皆、明白な事実を否認したが故に事業で致命的な失敗を犯した。
逆に否認から自由であったが故に危機を克服した事例もある。コアのメモリー事業にはもはや競争力はないという恐ろしい事実を、判断の視点を変えて受け入れたインテル。情報のすばやい開示によけ信頼を蓄積し、事実に基づいて毒性異物混入という未曽有の危機から鎮痛剤タイレノールを守ったジョンソンーエンドージョンソン。筆力あるテドローのケースはどれも読み応えがあり、面白い。
現実は厳しく恐ろしい。単に向き合いたくないから事実を無視してしまう。だからわれわれは皆、否認から自由ではないし、その回避は容易ではない。本書で示された否認を回避する8つの教訓は当たり前に聞こえるが、それだからこそ本質をついている。
「不都合な真実」に向かい合うことこそ真のリーダーシップ。その重要性をその重要性をわれわれは今、再認識したい。
*小沢一郎に対して為されたことは、明白な時の権力の横暴であったこと=反・民主主義=それに与した貴方がた論説員や Politician たちは、素直に、自分たちの非を認め、当代最高、最大の力量を持った政治家である、彼を、無実の罪=座敷牢=から解き放ち、その力量を思う存分、発揮させること。
星浩よ。今回の大災害には君も遭ったはずだ。君が今、為すべき事は、管直人にエールを贈る事なんかじゃない…己に対しての厳しい反省を為して、小沢一郎に対して素直に謝罪すること=復権させ活躍させること=日本を復興させる事だ。
幸い、…芥川の同級生や先輩、後輩でもある日本の官僚群は、実際は極めて優秀だから、…何にも出来ない、何にも決断できない彼ら、その能力がない彼らが…貴方が推奨した管直人が、その代表だ…さも、自分たちが作成したかのようにして、マスコミの前では得意げに話し…国民には見えない所では、自分たちよりも能力が劣っていた、これら政治屋に、罵声を浴びせられ続けながら、…今だからなお、日本の為に耐え難きを耐えて、…こんな阿呆な、「下品」、野郎たちの為に、施策を為し続け、書き続けている官僚たちに、…星浩よ、…貴方が人間として謝罪できる唯一の道は、そういうことである。…管直人の寝癖などと書いているのなら、君は、本当にお終い。
少なくとも、北野天満宮が建立された故事ぐらいは、君の頭には浮かばないのか?…それでは、東大出などとは言えないぞ。