数年前からの…梅田・北ヤード分譲第一期分の入札の有様から。この問題は始まっているのだが…梅田・北ヤードの問題。

第一期分の落札者、その中心となった、それまでは決して日本の真の一流ではなかった会社の意向が大きく反映したものとしての、

あれほどの事＝税金回収に於ける莫大な損失＝を為しておきながら、定められていた事業開始年月日を、1年半、待ってくれと、やり、

時の、史上最低と言っても過言では無かった市長は、二つ返事で「ハイ。分かりました」とやった、という記事が、大きく「北ヤード混迷…」と題して、朝日新聞に掲載された日…しかも、その記事は、彼我の今日の違いを象徴するかのように、前日、「大躍進する上海」と題して、大きく取り上げられた記事と、全く同じスペースで掲載されたのである。

そこから、梅田・北ヤード＝国鉄資産事業団の土地＝私たちが30兆円もの税金で負担している土地＝一刻も早く、出来るだけ高く、考えられる限りの方策を尽くして、最も高く売却できる方策を考える、1円でも多く、税金を回収すべき事を考えるべき、を、考えない「精神年齢12歳の混迷」が始まったのである。

その後、登場したのが、時の関経連会長なる人物の「第二期分を緑の森に…」などという、突然の思いつきとしか云い様がない戯言、

これに追従したかのように、朝日新聞大阪本社が（担当はＴという、赴任したての人物だったはずだ）、この発言を、大きく（確か一面のスクープ記事扱いだった）取り上げた。

更に、その後に出て来たのが、日本サッカー協会等という野郎自大な団体の、立派な筋肉頭野郎が、ワールドカップ誘致、そのメイン会場として、北ヤード第二期分譲予定地を使わせてくれ、と、民主主義の反対である旦那衆政治の極み…私たちの国に、これから、芥川が言及する所の、似非エリート＝実際は二流の人間の事なのである＝たちが支配して来た、この35年超、30年超の日本に、綿々として残っていた、封建的な有様＝名士に依る名士の為の政治、というもののの、見事な実証に、

上記の史上最低の市長は、まんまと乗っかって、更に私たちの税金を浪費した招致活動にはしゃいだ。

この時に、大阪府知事で在った、橋下・現大阪市長も見事に賛同していたのである。

事は全て、二流が為したことであり、真の一流とは程遠い人間達が支配した、或いは、その声が大きかった35年超、20年超の結果なのである。

ＰＦＩなぞという、日本人の＝納税者の99％が分からない、下らない横文字を使い、…国のカネでは無く、民間の金を使って事業をやりましょう等と甘言を言いながら、その実態は、国有財産を半値八掛けで買う様な輩が、大きな顔をしだしたのが、この35年超、20年超の実態なのである。