マツダが16日に発売した「CX－5」（希望小売価格258万円から）は新開発の低公害ディーゼルエンジンを搭載し、燃料1リットルあたりの燃費性能は18・6キロメートル。HVを含めたSUVで最高となる。

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現在の世界最高燃費はトヨタ自動車が昨年12月に発売した小型HV「アクア」（ガソリン１リットル当たり35・4キロメートル、169万円から）。発売後1ヵ月間の受注は11万台を超え、年間の生産台数を24万台から32万台に引き上げた。

トヨタは1月に家庭電源で充電できるプラグインハイブリッド車（PHV）の「プリウスPHV」も発売しており、HVとPHVの二枚看板で燃費競争を制する構えだ。

1月の国内販売ではHV比率が2割を超え、車名別ランキングの上位10車種は「プリウス」を筆頭にすべてHV設定のある小型車か軽だった。