池江璃花子は必ず完全寛解する—水連とスポーツ庁は最大限の支援を

白血病を公表した池江璃花子選手への想いと、自身の闘病経験を重ね合わせた論考。過度なトレーニングの在り方を問い、水連およびスポーツ庁に対し、最高水準の医療支援と環境整備を求める提言。

2019-02-21
池江さんは稀代の体力の持主だから、きっと完全寛解する…五輪に間に合う奇跡も達成する可能性もあろう。だが水連とスポーツ庁は最大限の支援を

池江璃花子の重大ニュースをTVが最初の一報を伝えた時、私は、たまたまTVをつけていた。
夕刻になじみの店で親しい友人と会食していた。
流石にスマホの時代だから全員が知っていた。
私はテレビはスポーツニュース&スポーツ中継を観るためにみていると言っても過言ではない。
あのニュースが流れた時、私の脳裏を過ったのは、池江さんが米国の高地で、かつて私が見た事がないような激しいトレーニングをしている映像だった。
私は宮城県の海辺の町である閖上で育ったから泳ぐために生まれて来たようなものである。
名取川も海も深いから、何かの拍子で地元の人間でも溺死したりする。
だから港は水泳禁止区域になっている。
私は委細構わず船から飛び込んだりして中学生の夏休みを過ごしていた。
全校生徒の前で叱責され、担任から愛情いっぱいの強烈なビンタを受けた事もあった。
私はスポーツが好きである。
若い頃から俊足でもあった。
だからこそ、あの過酷な高地トレーニングの映像が忘れられなかった。

私自身も突然発病した。
2011年、異常を感じ病院を再訪し、重大な病名を告げられた瞬間、死を覚悟した。
だが私は生きなければならなかった。
治療に専念するために個室へ移り、7か月闘病した。
その期間、私は病室を我が家と決め、毎日のように発信を続けた。
主治医と看護師への絶対的な信頼があった。
私は完全寛解を得た。

私の主治医はこう言った。
「病気は交通事故のようなものだ」と。
だが私は確信している。
病気は強いストレスから来る。

池江璃花子は既に世界一のスイマーである。
水泳の申し子である。
だが、あれほど激しい高地トレーニングが本当に必要だったのか。
水泳は全身運動の極致であり、極度の負荷を伴う競技である。
天賦の才能を持つ選手には、徹底的に科学的で計画的な練習こそが必要である。

水連はあらゆる支援を行うべきである。
東京で最高の医療体制を整えるべきである。
どんなに費用がかかろうと、最高の個室と治療環境を与えるべきである。
池江さんは本質的な体力を持っている。
必ずや完全寛解する。
そして奇跡が起こる可能性もある。
だが支援は絶対条件である。

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