龍安寺 2026年4月26日 朝。石庭、鏡容池、ダイサギ、そしてブラームス第4番第2楽章。
2026年4月26日、朝の龍安寺を撮影した映像作品。
石庭の写真を表紙に採用し、観光客の少ない静かな境内、鏡容池、藤、池のほとりの花々、そしてこれ以上ない場所に鎮座していたダイサギを、カラヤン指揮ベルリン・フィルによるブラームス交響曲第4番第2楽章とともに残す。
2026年4月26日、朝の龍安寺。
表紙には、石庭の、我ながら素晴らしい写真を採用した。
藤の花が満開に成る季節は、私が最も好きな季節の一つである。
しかし今回の作品は、藤の花だけに偏ったものではない。
早起きは三文の得。
この言葉が、そのまま現実となった朝だった。
昨夜就寝は遅かったにも拘わらず、6時前に目覚めた。
龍安寺が呼んでいるんだな。
そう思った。
開門は8時。
7:50の新快速で京都へ向かった。
花園駅からタクシーで龍安寺に。
何百回と訪問している龍安寺。
この朝の龍安寺には、観光客が少なかった。
わけても、写真撮影とは最も正反対の存在である中国人観光客がいなかった。
いたのは、殆ど欧米人だった。
その静けさが、龍安寺本来の品格を取り戻させていた。
石庭。
鏡容池。
藤。
池のほとりの花々。
そして、ダイサギ。
鏡容池の、これ以上ない場所に、ダイサギがずっと鎮座していた。
まるで、私が訪問するからと、誰かに命じられてそこにいたかのようだった。
何百回と訪れている龍安寺で、初めての経験である。
この朝の龍安寺だけを、ひとつの映像作品として残した。
音楽は、YouTubeで公開されている音源を使用。
ブラームス:交響曲第4番 ホ短調 Op.98 第2楽章。
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団。
1973年1月5日、ベルリン・フィルハーモニー・ホール版。
ブラームスの深い響きと、朝の龍安寺の静けさ。
石庭、鏡容池、ダイサギ。
この組み合わせは、私の作品集の中でも、特別な一篇になると思う。