今夜、私は確信した。大フィルは世界最高峰のオーケストラの一つである
2026年6月4日、大阪フィルのラフマニノフ・プログラムを聴いた。小曽根真による《パガニーニの主題による狂詩曲》の驚きと感動、そして大阪フィルによるラフマニノフ《交響曲第1番》の圧倒的名演を記録する。
当然ながら、私は小曾根真がどのような演奏家であるかは知っています。
ですが、彼の演奏を聴くのは今日が初めてでした。
私の隣席のおじさんは明らかに彼のファンのようだった。
会場にも彼のファンは多かったのだと思う。
小曽根が弾き出した時、私は、驚いた。
ジャズピアノそのものだったからである。
キース・ジャレット、チック・コリアがラフマニノフを弾いている趣だな、と思って聴いていた。
それは、それでなかなか良い等と思いながら。
パガニーニの主題による狂詩曲 op.43…この曲の、言わば聞かせ所での演奏は、とても素晴らしかった。
終演後、満場拍手喝采。
私は1階D席の真ん中だったからオーケストラの正面上と横の人たちは全部目に入る。
横の人たちはほとんどがスタンディングオベーションだった。
拍手鳴りやまず、で、彼は、ソリストアンコールとして、自作曲を弾いた。
確か、水平線の彼方に、と言った題だったと思う。
素晴らしかった。
ファンの人たちのブラボーは、絶叫に近かった。
でも、私のお目当ては大フィルのラフマニノフ:交響曲 第1番 ニ短調 op.13だった。
彼らの演奏の素晴らしさ。
ぶらぼー!最高!スプレンディド!私は三連発して称賛した。
今夜、私は確信した。
大フィルは世界最高峰のオーケストラの一つである。
この素晴らしいオーケストラの団員の年収が、NHKの職員の年収の半分にも満たない、なんて許せない。
そんな怒りも感じながら聴いてもいた今夜だった。
この稿続く。