枝野氏は自らを保守だと言いたがるが、自衛隊を違憲とする勢力と組んで何が保守か。—菅内閣の純化としての立憲民主党—
2019年3月10日付の本稿は、立憲民主党の主要メンバーが菅内閣の中枢と重なっている現実を踏まえ、同党が菅政権の延長線上にある存在であることを論じた一文である。
社民党・共産党との連携、枝野幸男氏の「保守」自称の矛盾、そして国益に資さない万年野党体質を厳しく批判している。
2019-03-10
枝野氏は自らを保守だと言いたがるが、自衛隊は憲法違反だと主張する社民党や共産党と組んで、何が保守だろうか。
以下は前章の続きである。
菅内閣の純化=立憲民主党。
さて、そんな菅内閣は今、野党第一党となって復活を遂げている。
立憲民主党の主要メンバーは、失敗の象徴ともいえる菅内閣のそれと同じなのである。
菅氏は党最高顧問に収まり、菅内閣の官房長官だった枝野氏は代表、官房副長官だった福山哲郎氏は幹事長、首相補佐官だった辻元清美氏は国対委員長…という次第である。
安倍首相は菅内閣発足時、「極めて陰湿な左翼政権」と呼んだが、菅内閣がさらに純化されて、また野党の気楽さもあり左傾を強めたのが立憲民主党だといえる。
それが証拠に、立憲民主党は参院で社民党と統一会派を結成した。
夏の参院選では、共産党とも手を組み協力する手筈である。
枝野氏は自らを保守だと言いたがるが、自衛隊は憲法違反だと主張する社民党や共産党と組んで、何が保守だろうか。
立憲民主党が社民党と一つになれば、それは旧社会党の復活にほかならない。
反原発など社会党のような政策を掲げ、何でも政府に反対を叫んで醜聞追及ばかりしていても、国民の期待も関心も集まらず、再び政権の座に就くことなどできないだろう。
ところが、「枝野一強」といわれる立憲民主党内では「枝野氏はお山の大将だ。
それが心地いいのだろう」「枝野と側近がすべてを決めている。
枝野は今のままでいいと思っているのではないか」などといった観測が広がっている。
確かに万年野党第一党の独裁者として党を支配し、ただ政府・与党の批判を続ければいいという立場は楽ちんだろう。
だが、そんな野党は国益に何も寄与しない。
国民の税金でまかなわれる議員歳費と各種手当てを喰らい続ける菅内閣の亡霊など、日本に必要ない。