石破茂はなぜ韓国擁護に走るのか――関東大震災、略奪の歴史、そして朝日新聞の虚構
2019年10月17日発信。
前章に続き、高山正之氏と宮脇淳子氏の対談をもとに、石破茂氏の韓国擁護姿勢、戦後教育と司馬史観、関東大震災時の朝鮮人虐殺報道、朝日新聞の社説、エドワード・モースやラドヤード・キプリングが記録した日本人像、半島における略奪の歴史を論じる。
2019-10-17
もう一つ不思議なのが、石破茂が西原や園部と同じような考え方を話している。
世代がまったく違うのに、どうして韓国擁護に走るのか。
以下は前章の続きである。
略奪の歴史
高山
もう一つ不思議なのが、石破茂が西原や園部と同じような考え方を話している。
世代がまったく違うのに、どうして韓国擁護に走るのか。
宮脇
頭に詰め込んだ知識だけで、そう判断しているんでしょう。
高山
「大韓帝国を消滅させた日本」という発想のままだ。
まさに司馬史観と言っていい。
宮脇
日本の戦後教育は、敗戦後に一億総懺悔状態になり、そのあと全員が悪いとなると未来に進めないから、軍がすべて悪かったとすり替えていったのです。
それが今でも続いています。
高山
関東大震災の朝鮮人虐殺について、いまだに朝日は取り上げている。
小池百合子都知事が墨田区横網町公園での追悼式にまた今年も追悼文を出さなかったと社説で文句を書いた。
「内閣府中央防災会議の報告書(08年)は一千~数千人が殺されたと推計」と(8月29日付)。
つまり、政府が虐殺の事実を認めているじゃないかと言い張っている。
宮脇
これについては研究が進んできて、実態数が明らかになっています。
高山
加藤康男さんや工藤美代子さんが一所懸命書いている。
それと日本で起きた大きな自然災害に外人どもが立ち会って、そのときの日本人の振る舞いをいろいろ記録している。
エドワード・モース(アメリカの動物学者)は横浜大火に出会ったとき、みんな丸焼けになったのに略奪は1件もなし、みんなニコニコ笑顔で「さあ、再建だ」と瓦礫に取り組んでいた。
「どうしてこの民族は禍を笑顔で受け入れるのか」と書いている。
ラドヤード・キプリングは大きな地震に出合った。
住まっていた家の二階の壁に「ヒビが走り、ピアノの上で靴が一人で飛び回っている」ような状況に腰が抜け、やっと階段を下りて外に飛び出したら、日本人は二コニコして「もう終わりましたよ」と。
「日本人は最後の審判ですら、笑って通っていくだろう」とキプリングは書いている。
宮脇
日本人で地獄に落ちる人間はいませんよ(笑)。
高山
どんな悲惨な状況にあっても取り乱さないし、略奪横行の影すらなかった。
東日本大震災のときは、実際に世界が目撃したわけだ。
そのことを踏まえると、なぜ関東大震災のときだけ日本人が支那人や朝鮮人のように虐殺に走ったのか理解できない。
あのときだけ、日本人がおかしくなったというなら、朝日新聞は社説できちんと論証しないとダメだよ。
逆に言えば、朝鮮人はいつもそういうとき略奪に走ってきている。
宮脇
半島の歴史自体がそうです。
高山
日露戦争のとき、秋山好古が騎馬隊を率いて、遼東半島・金州城の南近郊の南山で戦った。
激戦となり、乃木希典は「山川草木 転荒涼十里風腥(なまぐさ)し 新戦場 征馬前(すす)まず 人語らず 金州城外 斜陽に立つ」という漢詩を詠んでいる。
金州城で支那兵が倒れると朝鮮人が群かって衣服を奪っていった、生きていても構わずに略奪していったと記録している。
そういう変わらない民族性がある。
それが、関東大震災のときだけ朝鮮人はそういう民族性を捨ててまともに振舞った、略奪も何もしなかったことを立証しなければいけない。
両方を立証して初めて日本人が虐殺に走ったと言えるわけだ。
宮脇
日本人が在日朝鮮人を警戒するために自警団を結成して、略奪を防いだ記録も残っています。
ということは実際に略奪もあったということです。
しかし行き過ぎなどのさまざまな局面があったことは確かですから、揚げ足を取ろうと思えばいくらでもできますよ。
高山
最後の決め手は吉野作造だよ。
文化人の立場で、日本人が悪いと決めつけた。
吉野はクリスチャンだ。
どうもキリスト教が出てきたら話は、みなウソっぽくなるのも不思議だ。
宮脇
頭のいい人ほど建前と筋書きで考えてしまう。
高山
小池は築地移転問題でダメ知事ぶりをさらけ出したけど(笑)、慰霊碑への対応については褒めてあげたいくらい正しいことをした。
この稿続く。