世界唯一の被爆国だからこそ、日本は核で守る必要がある。
2019年12月3日発信。
国際弁護士・石角完爾氏の月刊誌WiLL掲載論文「日本よ、核を持て!」の最終章を紹介する章。
日本の核武装、自主独立、アメリカ依存からの脱却、田中角栄失脚以後の自民党政権、そして「強兵あっての富国」という国家存立の原則を論じる。
2019-12-03
世界唯一の被爆国だから核を放棄するのではなく、’唯一の被爆国だからこそ核で守る’必要がある。
日本は、真っ先に核兵器を持つ権利があります。
私は、先日、石角完爾(いしずみ かんじ)氏を初めて知った。
1947年、京都府生まれ。
京都大学法学部在学中に国家公務員上級試験、司法試験に合格。
同大学を首席で卒業後、通商産業省(現・経済産業省)を経てハーバード大学ロースクール修士号取得、ペンシルバニア大学証券法修士課程修了。
1978年、ハーバード大学法学校博士課程合格。
ニューヨーク、ウォールストリートの法律事務所シャーマン・アンド・スターリングを経て、1981年に千代田国際経営法律事務所を開設。
ベルリンのレイドン・イシズミ法律事務所代表。
国際弁護士としてアメリカやヨーロッパを中心に多くの実績を持つ。
2007年、難関試験を経てユダヤ教に改宗し、日系ユダヤ人となる。
米国認定教育コンサルタント。
以下は月刊誌WiLL今月号に、日本よ、核を持て!と題して掲載された彼の論文の最終章からである。
石角完爾 ユダヤ人国際弁護士
「アメリカの犬」をやめろ
当然、自衛のために核武装することは現行憲法でも可能です。
国民の安全と平和を守ることが国家、政権の務めであることは言うまでもありません。
そのために最新武器(核)を持つことは何が悪いのでしょう。
私にはまったく理解できません。
また、もし本当に日本(国民)の行く末を危惧しているのであれば、なぜ政治家は核武装の議論を正面から取り上げないのでしょう。
政権が倒れることを恐れて核保有に言及してこなかった歴代の内閣総理大臣は、本当に無責任で情けない連中ばかりです。
世界唯一の被爆国だから核を放棄するのではなく、’唯一の被爆国だからこそ核で守る’必要がある。
日本は、真っ先に核兵器を持つ権利があります。
マッカーサー憲法打倒などは詩人が言うような戯言であって、一国の指導者がする発言ではありません。
数名の例外を除き歴代の首相は政権の座にしがみつくため、アメリカの言いなりで、堂々と「日本は核を持つ!」と提言することができなかった。
特に、日本の自主独立を唯一目指した田中角栄元首相がロッキード事件で失脚させられた姿をまざまざと見て、それ以降の自民党政権は「アメリカに歯向かえば、自分もタダでは済まない」と傀儡政権が続いています。
しかしフランスのマクロン大統領が言うまでもなく、アメリカはもはや世界のどの国に向けても空母艦隊を展開し、武力介入をする気も力も、そしてお金も失っています。
もしこの状態が続けば、ラグビーの試合やオリンピックに興じて日本国民は十年も二十年もかけて国富が失われていくのを見過ごすことになります。
日本は滅亡と繁栄の岐路に立たされているどころか、すでに舵は滅亡の方向へ切られているのです。
私には、すでに機を失したとさえ感じられる。
「日本が再興する」という淡い期待を持ちたいですが、ここで相当な面舵を切らなければ国富を取り戻すことは容易ではありません。
強兵あっての富国なのです。
「富国弱兵→国家滅亡」の例はアレッポを筆頭に歴史上、枚挙にいとまがありません。
野党はおろか、与党にも期待する余地はありませんが、行動力と度量のある指導者が現れることを切に願います。