前川喜平氏の出会い系バー通いをめぐる報道――読売新聞記事と朝日新聞の「人格攻撃」批判

2017-7-31
以下は前章の続きである。
「面従腹背の資質」?
朝日新聞のネタ元だとも言われる前川氏をめぐっては、読売新聞が五月二十二日付朝刊の社会面で「前川前次官 出会い系バー通い」「文科省在職中、平日夜」と報じたことも、朝日新聞をはじめ左派系メディアの安倍政権叩きに利用された。
首相官邸が、読売新聞に情報を流して記事を書かせたというストーリーが公然と囁かれ、安倍政権の危険性の傍証とされているのである。
筆者は、読売新聞がどういうルートで情報を入手し、どんな取材を経て記事にしたかは分からない。
ただ、読売新聞が知り得た情報をもとに「売春や援助交際の交渉の場になっている東京都新宿区歌舞伎町の出会い系バーに、頻繁に出入りしていたことが関係者への取材でわかった。教育行政のトップとして不適切な行動」と書いたのは当然だと考える。
教育行政のトップが風俗店に通い詰め、女性を連れ出して小遣いを渡すというのは異常であり、ニュースバリューは十分にある。
まして、文科省の違法な天下り問題で引責辞任したあとに安倍政権批判を始めた「時の人」なのだから、なおさらである。
朝日新聞は、菅義偉官房長官が前川氏の天下り問題への対応を批判すると、「前川氏に対する激しい人格攻撃」(五月二十六日付社説)と反論したが、風俗店通いは一切問題視していない。
この稿続く。

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