企業の価値を雇用から問い直す――トヨタグループと電機メーカーをめぐる報道への批判
例えば、日本のチャンピオンであると云っても過言ではないトヨタグループを全体で見れば、彼らが、雇用している国民の数は100万人を下らないのではないか。
一方、マスメディアが経済界の寵児であるかのように、或いは日本経済の救世主たちであるかのように取り上げる者たち全員の企業が雇用している国民の数は、10万人にも満たないのではないか。
或いは、これらの者の多くが言い、マスメディアも、その通りと追従して、まるで日本を代表する電機メーカー群の明日は、もうないが如きの論評を為しているが、
これらの企業群全体が雇用している国民の数は軽く100万人を超えているのではないか。
如何に私達の国が呆けた国に成り下がっていた20年超、35年超であったかは、この章にても明らかだろう。