一本50円のアイスキャンディに宿る日本の精神――職人の仕事と、天国の門
2016/1/26
今、私のお気に入りの場所では、日曜日に(日曜日は、ちょっと料金が高いからだろう)アイスキャンディを一本、無料でサービスしてくれる。
二度目の時に、私は、このアイスキャンディに出会ったのである。
私は、これもまた日本の凄さを最もよく知らしめてくれるものだと直感した。
即刻、世界中に知らしめるべし。
だが、まずは、製造元をキチンと確認しようと、一日遅らせた。
私の、以下の私の論説は、特に、ニューヨーク・タイムズ紙の一部や、ジェラルド・カーチス、キャロル・グラック、アレクシス・ダデンたちや、
彼女たちが主導した噴飯ものの意見広告に名を連ねていた人間たちが、骨身にしみて読まなければならない、これぞ真実なのである。
このアイスキャンディは、しかも一本50円なのである。
全体は本物の宇治抹茶を練りこんだアイスで覆われている。

食べ出すと最初に小豆の餡子が現れる。(とても美味しい)

更に食べてゆくと、餡の左側に抹茶クリームが現れる。(これもとても美味しい)

更に食べ進むと、全部が抹茶クリームになる。(食感もとてもいい)

更に食べ進むと、なんと今度は餅が現れるのである。(とても美味しく食感も良い)

この一本のアイスキャンディの中に、このような、もはや芸術としか言いようのない完璧な仕事が成されているアイスキャンディを造れるのは、日本人以外には在り得ない。
しかもこれで一本50円なのである。
私が、冒頭の彼等こそ、私のこの論説を読まなければならないと断言するのは、
このような本当に見事な食品を作っている日本人は、一生働いて、最大500万円の年収に甘んじながら、最高を作っていると言う事実を知らなければならないからである。
しかも、そのような日本人の精神は、昨日今日できたものではなくて、それこそ有史以来、営々と培われてきた日本人の精神なのだと言う事である。
あるいは、そこにこそ、日本の文化の源が在るのである。
ビル・ゲイツは、日本政府が、坂村健が発明したトロンを心臓部に組み込んだパソコンを、全国の小学校・中学校に設置することを決めた時、
終には米国政府の力を動員して、日本に圧力をかけて、windowsで世界を制覇して、
一人の人間が持つことに何の意味もない、何十兆円という資産を作ったが。
その正反対に、日本が世界に誇っていた電機メーカー9社は、当然ながら苦境に陥り、リストラを始めだし、総中流社会だった日本も格差社会に転落した。
彼の先兵として執拗に関係官庁を攻撃し続け、後に日本有数の資産家になった孫正義のケースも全く同様である。
貴方たちが知らなければならない事とは、これほど見事な食品を作っている工員たち=職人たちは、
ただの一度も、ビルや孫の様に、無数の人間たちを、貧困に落としながら、
自分たちは天文学的な資産を作るなどという悪は、ただの一度も働いたことはないという事実である。
天国の門が、どちらに開かれているかは言うまでもない事だろうと私は確信しながら、このキャンディを食べたのである。
