2018年3月2日の人気記事――核抑止と安全保障、朝日新聞の論調と築地本社用地を問う
2018年3月2日付の人気記事50件には、核抑止と安全保障をめぐる朝日新聞の論調への批判と、築地本社用地の取得経緯を問う多言語の記事が数多く並んでいる。
第3位には中国とロシアによる軍事力を背景とした主権・領土への侵害を批判する記事、第16位には両国の核の脅威を扱う英語記事、第17位には日米の防衛と抑止の必要性を論じる記事が入り、軍事行動と防衛政策の因果関係が論点となっている。
第2位と第12位には旧ソ連による西欧の反核運動への支援を論じる英語・日本語の記事、第5位と第21位には西側の対ソ政策を評価する記事が掲載され、核廃絶をめぐる主張を歴史と国際政治から検討する構成が見られる。
第9位、第10位、第14位、第19位などには、安倍政権への批判や大逆事件の扱いをめぐって報道の論理を問う記事が入り、歴史的事件を現在の政治問題へ結びつける手法が批判の対象となっている。
築地本社用地や土地交換をめぐる記事は、英語以外にもフランス語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、中国語などで登場し、新聞社自身の資産取得について説明を求める問題提起が多言語で発信されている。
安全保障に関する社説の検討と、報道機関自身の説明責任への問いが同じ一覧に収められた、『文明のターンテーブル』の一日の人気記事記録である。