続き。
芥川が、音楽を聴く時は、響きを聴くのです…歌、或いは歌詞も、響きとして聴いています…芥川は明瞭に21世紀の音を知っています…言うまでもなく、音楽において言葉とは先ず何よりも響きなのですから。
だからベートーベンは「音楽は、至高の芸術なのだ、あらゆる芸術のなかで至上のものなのだ」、と言ったのです。
この数行の中にも、既に、日本の音楽が、どうもならんものである理由が書いてあります。
日本の音楽が駄目なのはテレビだからです…これで全てが分ったら、あなたも本物のGiftedですが…これでは無茶ですから、ちょっとだけ添えます…日本だけを見ているから、日本だから駄目なんです。