日清紡ＨＤ、今期第３四半期は最終損益が７２億円の黒字転換、海外はブラジル内需が好調 。

日清紡ホールディングス…１１年３月期第３四半期（１０年４－１２月）の連結業績を発表した。売上高は２０５０億８９００万円（前年同期比１６．５％増）、営業利益は１３５億５５００万円（同１０．８倍）、最終損益は７２億７２００万円の黒字で前年同期２４億２７００万円の赤字から黒字転換した。通期予想は売上高３２５０億円、営業利益２１０億円、純利益１００億円で据え置き。
 
 　セグメント別の動向をみると、「繊維」は国内がノーアイロンシャツ・ユニフォーム、海外はブラジル日清紡が好調。「ブレーキ」は内需に加え、海外も新興国中心に好調だった。「紙製品」は原料費の高騰が収益を圧迫した。「精密機器」は太陽電池モジュール製造装置が販売を増やした。「化学品」はカーボン製品が半導体製造設備向けに好調だったが、燃料電池セパレーターは小幅増収にとどまり、新工場立ち上げに伴うコスト増を吸収できなかった。「エレクトロニクス」は子会社の新日本無線において半導体製品中心に需要が回復した。「不動産」も公共用地向けの土地売却で大幅増収増益となった。 
  
  …以下略。
 モーニングスター社 のニュースより。