それと、もうひとつ、あの白鷺のことじゃが…。
同行された専務さんが仰ったように、一見したら雑木林と思う人もいるであろうこの場所で、これほどまでに見尽くしてくれた御礼の様に、あの白鷺は現れた訳じゃが…何、家康殿、今回は、彼女の食事タイムだったのじゃよ。うむ。そうであったとしてもじゃ、お主が現れる全ての場所に鳥たちが現れるのは、もはや偶然ではないと、わしは思うぞ。 御意。
それとじゃ、あの白鷺は貴殿に安来節の由来をまざまざと教えるために現れた面もあったがゃ。御意。あの前足を泥の中で、つつ、つぃと動かす様は、本当に、見事なものじゃった。御意。そこでじゃ、安来節に合わせて、あの写真を掲載したらどうじゃろうか、と思ってな。うむ。ネットで調べては見たのですが、どうかなと。 構わぬ、やってみなはれ。 御意。