山城博治氏の国連工作を封じた現場報告――沖縄二紙と反日NGOの嘘を覆す歴史戦

藤木俊一氏の国連人権理事会での現場報告をもとに、山城博治氏、琉球新報、沖縄タイムス、反日NGOによる国連での対日批判活動と、それに対する保守側NGOの「抑止」と「抗議」の実態を記録する。国連を利用した虚偽発信が新たな対日勧告につながる危険性を論じる。

2020-01-08
もし、山城氏と琉球新報、沖縄タイムスらによる国連での「工作活動」に対して、我々が何もしていなかったら、国連から日本政府に対して
以下は前章の続きである。
見出し以外の文中強調は私。
「抑止」と「抗議」
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設の抗議行動のリーダーである山城博治氏が、抗議行動に絡む傷害罪などで逮捕・起訴され、保釈中であった2017年6月に、裁判所から海外渡航許可を取って国連人権理事会に参加した。
筆者は山城氏の渡航に関する情報を事前に得ていたので、綿密な計画を立てて、この人権理事会に臨んだ。
山城氏は、人権理事会で、自身がいかに日本政府に弾圧されているのかといった“惨状”についてスピーチ。
さらに、国連内で、沖縄の新聞社である琉球新報、沖縄タイムス、その他、日本の反日NGOや、国連の特別報告者であるデービッド・ケイ氏を招いてサイド・イべントを開催した。
驚いたのは、山城氏が「自分は微罪で逮捕されたのに、五ヵ月間も勾留され、さらに、留置施設の壁には時計すらないので、時問を奪われて精神的にダメージを受け苦しんだ。家族にも会えなかった」などと、涙混じりに被害者を装っていたことだった。
沖縄タイムスの記者も、いかに山城氏や沖縄県民が日本の当局や米軍によって弾圧されているかを発言していた。
沖縄二紙は、ニュースを伝える新聞ではなく、単なる活動家であることが明確にわかる場面だった。
筆者は、事前に山城氏が沖縄防衛局の職員に対して暴力を振るっている動画を入手していた。
そこで、筆者と協力関係にあるフランスのNGOの代表と協力して、サイド・イべントで主催者に質問する作戦を立てた。
まず、イベントの前日、ケイ氏に山城氏の暴力シーンが収められている動画を送った上で、イベント開始前にケイ氏に対して山城氏のこれまでの違法な活動に関する情報を国連内で立ち話をしながら伝えた。
山城氏らがケイ氏を利用しようとしていることも直接伝えておいた。
イベント当日、作戦通りに仲間のNGO代表が、「自分の政治的な信念を貫くためには暴力を使用しても良いと考えますか」と質問した。
その直後に、筆者も続けて挙手し、「私は、この山城氏が沖縄防衛局の職員らに暴力を振るっている動画を見たが、目的を達成するためにはこのような暴力が許されるのか」と質問を投げた。
ケイ氏は、事前に私からの情報を得ていたために、このイベントでは山城氏を擁護する発言は一切できず、一般的な人権に関する話をするに留まった。
山城氏は、筆者らの質問に対して「私は日本一のテロリストのように喧伝されている」などと、かなり焦った表情をして答えていた。
この場で展開された一連の出来事は、産経新聞が『国連利用に聴衆冷ややか 人権理事会で「抑圧」アピールの山城博治被告』という見出しで記事にしていた(2017年6月18日付)。
記事にはこう書かれていた。
〈山城被告らが防衛省沖縄防衛局の職員に暴力を振るう場面の動画に関する質問が飛び出すと、山城被告は「私は日本一のテロリストのように喧伝されている」とはぐらかした。「加害者」だったことが暴露され、居心地の悪い思いをしたようだ。国連を利用して日本人が発信する“ウソ”が封じ込められた瞬間だった。〉
もし、山城氏と琉球新報、沖縄タイムスらによる国連での「工作活動」に対して、我々が何もしていなかったら、国連から日本政府に対して「国民の表現の自由を弾圧するな」などの勧告が出ることになったであろう。
この後、何の勧告も出されなかったことは当然のことである。
そもそも、保釈中である山城氏は、日本の裁判所の許可をとって国連まで来ていた。
日本政府が弾圧するような政府なら、渡航許可すら下りないということまで考えが及ばなかったのだろう。
国連に来ている世界中のNGOは、自国の弾圧に苦しみ、第三国に避難や亡命をした上で、国連にその惨状を訴えに来ているが、山城氏は国連で日本政府批判を散々行った上で、日本に平気な顔で帰国している。
山城氏の言動は、世界基準からかけ離れた完全に無知で場違いなものだったのだ。

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