2025年7月28日の大阪・関西万博――モーツァルト《レクイエム》とともに

2025年7月28日、大阪・関西万博。
世界各国の建築、文化、技術、そして未来への構想が一堂に集う万博の光景を、モーツァルトの《レクイエム》とともに、一つの映像作品にしました。
音楽は、沖澤のどか指揮、NHK交響楽団による、YouTubeで公開されている素晴らしい演奏です。
人類の英知と未来への希望を掲げた大阪・関西万博。
その華やかな光景の背後には、時代を超えて変わることのない、人間の生と死、祈り、悲しみ、そして魂の救済という根源的な問いがあります。
モーツァルトが生涯の最後に遺した《レクイエム》は、単なる鎮魂の音楽ではありません。
深い悲しみの中から光を求め、人間の魂が永遠へ向かおうとする、比類のない音楽です。
未来を見つめた大阪・関西万博の風景と、時代を超えて人間の魂に語りかけるモーツァルト。
一見、対照的に思える両者は、この作品の中で、「人間はどこから来て、どこへ向かうのか」という一つの問いによって結ばれました。
この映像は、明後日、2026年8月9日に聴く関西フィルハーモニー管弦楽団の演奏会に向けた予習として制作したものです。
一年前に撮影した大阪・関西万博の光景をたどりながら、モーツァルトの祈りに満ちた《レクイエム》を聴く。
音楽によって過去と現在が結ばれ、あの日の万博の記憶が、再び新たな生命を得ました。

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