日韓関係・歴史教育・行政と報道の責任を問う――『文明のターンテーブル』前日の人気ページ記録(2019年3月19日)
本稿は、2019年3月19日付で掲載された『文明のターンテーブル』の前日の人気ページを記録したものである。
掲載一覧では1位の項目が欠けており、2位から50位までのページ名が残されている。
2位には、韓国の中央日報が予測する日本の対韓制裁措置を扱う記事が入り、日韓関係をめぐる論考が一覧の大きな柱となっている。
韓国の歴史教育、建国をめぐる認識、対日意識の形成を批判的に論じる記事も数多く並び、歴史がどのように教えられ、社会の認識として定着するのかという本欄の問題意識が表れている。
旭日旗をめぐる海外での活動や、戦争体験を描いた書籍への排斥運動を取り上げた記事も入り、日本の歴史や経験を国外でどう伝えるかという問いが重なっている。
もう一つの柱は、厚生労働省の問題、自治労、行政職員と政治家の責任、そしてそれを伝える報道への批判である。
これらの見出しでは、実務を担う当事者の責任と、政府や大臣への責任追及との関係が問われている。
反基地運動と日米関係、憲法改正、大学や言論人の役割を論じる記事も含まれ、安全保障と国内の政治・言論を結びつけた発信が並んでいる。
また、故郷の東北地方や山形県の人々に呼びかける記事が複数入り、政治的な選択を読者自身の問題として考えてほしいという筆者の思いもうかがえる。
4位と7位には、自身が命を失いかけた経験を社会への問題意識に重ねた記事が入り、50位には『文明のターンテーブル』の着想に触れた記事が位置している。
この一覧は、日韓関係と歴史認識、行政と報道の責任、安全保障、そして筆者自身の経験に根ざす思索が、当時の人気ページにどのように並んでいたかを残す記録である。