朝鮮半島の身分差別と地域差別――高山正之が暴く「奴隷のいた国」の実像

李氏朝鮮以来の奴隷制度、両班による苛烈な支配、全羅道差別、そして現代にまで続く朝鮮半島の深層構造を、高山正之の筆致を通して描く一篇。
日本人も世界も知らされてこなかった朝鮮社会の実態を鋭く問う。

2019-06-09
日本に密航や渡航をしてくるコリアンたちも、ほとんどが全羅道の出身者だ。
彼らはまず日本にきて、運がいいとそこからアメリカへ渡っていく。
国を捨てたくなるほど凄まじい差別があるからだ。

私は、今日、以下の本を携行して小旅行の新幹線の中で読んでいたのである。
この章には日本国民が知らされないで来た事実、世界が知らない事実が在る。
日本国民全員と世界中が知らなければならない事実である。
著者である高山正之は、ここでも彼が戦後の世界で唯一無二のジャーナリストである事を明瞭に証明している。
第8章 奴隷のいた国(韓国)、いない国
奴隷制度をもつ朝鮮
現代の日本人は忘れているようだが、朝鮮は日本とは何の共通点もない“よその国”だ。
日本人は今韓国に近寄りすぎていて、見えるものも見えなくなっている。
日本と朝鮮との「最大の違い」は、“奴隷制度”があったかなかったかということだ。
李氏朝鮮をとってみても、いちばん上に両班があって、その下に普通の人である中人、その下に常人(小作人)、その下に奴婢がいる。
奴婢以下は明らかに奴隷だ。
常人にも人権はなかった。
両班の息子・朴泰赫が書いた『醜い韓国人』(光文社)という本には、小作人の態度が生意気だというだけで、両班が打ちのめして足を折ったりして一生不具者にしてしまうような、奴婢・小作人に対する壮絶なイジメが書いてある。
この身分制度の人口比をみてみると、武士、町人に相当する両班、中人が約60%。
その下の常人、奴婢が約40%。
下層階級の比率が非常に高い。
金正日政権下、多くの国民が飢えていると言われている今の北朝鮮でも、経済的な貧困層の比率をみてみると、やはり「40%」。
社会主義国家に衣替えしたところで、身分制度を含め、中味は李氏朝鮮時代のまま、ということだ。
身分差別に加え、地域差別もある。
ロサンゼルスに行くとたくさんのコリアンがいて、コリアンタウンができている。
彼らに出身地を聞くと、異口同音に「ソウル」と言う。
それはウソで、大方は全羅道あたりの人たちだ。
なぜなら彼ら全羅道の出身者は、本国ではその出身地のために差別され出世ができない。
だから、「ソウル出身」と偽る。
日本に密航や渡航をしてくるコリアンたちも、ほとんどが全羅道の出身者だ。
彼らはまず日本にきて、運がいいとそこからアメリカへ渡っていく。
国を捨てたくなるほど凄まじい差別があるからだ。
朝鮮の歴史には、“奴隷制度”というものが常態としてあって、それに加えてさまざまな「差別」があるということだ。
韓国は、支那の真似をして韓国独立記念館をつくったが、そこへ行くと、日本人による朝鮮人拷問の様子が再現されている。
例えば“ボウダ”という拷問は、足をゆわえて足の間に棒をいれてこじるというもの。
それで足を折ったりする。
竹で作った鞭も展示されている。
「残虐日本人がやった」という紹介文がついているが、そんな拷問道具など、日本人は見たこともない。
そして、なぜか同じものが両班記念館にも、「両班が小作人を折檻した道具」として保存してある。
『醜い韓国人』を読まなくとも、両班がそういうイジメをやっていたということがよく分かる。
この稿続く。

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