朝日新聞が世界に広めた慰安婦誤報—海外メディアの誤解と、日本の名誉を傷つけた責任
2019年7月13日発信。
朝日新聞の慰安婦報道が海外メディアに引用され、日本の名誉を傷つけてきた問題を論じる章。
「20万人の性奴隷」という表現が海外で広まった経緯、マイケル・ヨン氏による反論、ジャパン・タイムズの姿勢、そして朝日新聞が英語や韓国語で訂正を行うべき責任を指摘する。
同時に、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストとの違いとして、少なくとも意図的な嘘を書かない点を挙げる。
2019-07-13
でも、彼らが朝日新聞と決定的に違うのは、少なくとも意図的な嘘は書かないということです。
以下は前章の続きである。
見出し以外の文中強調は私。
真実を伝えない新聞。
「日本のクオリティ・ペーパー」が嘘をつくはずはない。
そう信じて、海外のメディアは朝日新聞の報道をそのまま引用してきたのでしょう。
かつて私も、「20万人」という数字こそ疑っていましたが、いわゆる「従軍慰安婦」の存在を、漠然と歴史の真実だと思っていました。
それだけに、朝日新聞が誤報を認めたときは、裏切られた気持ちと恥ずかしさがこみ上げてきた。
それからは自戒を込めて、これ以上日本の名誉が傷つけられることがないように、汗を流してきたつもりです。
ジャーナリストのマイケル・ヨン氏が「20万人説」を完全否定した記事を英語で書いてくれたおかげもあり、今では『ワシントン・ポスト』や『ニユーヨーク・タイムズ』が「20万人の性奴隷」と伝えることはなくなりました。
ちなみに、この表現を最後までやめなかったのは「ジャパン・タイムズ」でした。
経営母体が変わり反日色は薄まったものの、それ以前は自虐史観を教え込む記事が1日に3本はあった。
だから私は『アンチ・ジャパン・タイムズ』と呼んでいたんです(笑)。
ただ残念ながら、いまだに世界中の多くのメディアが「慰安婦=性奴隷」と誤解したままです。
ですから英語や韓国語で記事を訂正し、「誤解されるような表現はやめよう」と海外メディアへ呼びかけることが、朝日新聞ができるせめてもの償いではないでしょうか。
シングルマザーは素晴らしい、ゲイカップルの結婚を認めるべき、宗教はあまり意味がない。
リベラルな考えを押しつける『ニューヨーク・タイムズ』や『ワシントン・ポスト』を、私はあまり好きではありません。
でも、彼らが朝日新聞と決定的に違うのは、少なくとも意図的な嘘は書かないということです。
そして誤報はすぐに訂正されます。
彼らがトランプ大統領を嫌いなのはご承知の通りですが、あくまで事実に基づく批判です。
嘘も平気なCNNとは違います。
この稿続く。