日本流のコロナ対策に自信を持て――麻生発言と「民度」を叩く奇病

麻生太郎財務相の「国民の民度が違う」発言をめぐる蓮舫氏や朝日新聞などの反応を取り上げ、日本の新型コロナ対策が欧米の強制的措置と異なる形で成果を上げた理由を考える。産経抄を引用しながら、日本が日本流のやり方に自信を持つことを許さない戦後的病理を論じる。

2020-06-07
各国それぞれだからこそ、日本も日本流のやり方に自信を持っていい。
ところが、日本が他国より劣っていたり、失敗して叱られたりしていないと落ち着かない奇病が、一部で重篤化している。
一昨日、麻生財務大臣が日本がコロナ対策に成功している事について各国の関係者から「何か薬を使用しているんだろう…」との問い合わせが相次いでいた時、「民度が高いからじゃないか」、と答えたら、各国の関係者は唸っていた、と記者会見で発言したらしい。
早速、二重国籍だった事を隠し続けて来て、暴露された途端に嘘八百で言い逃れた立憲民主党の蓮舫が、これに噛みついた、と、朝日新聞オンラインが嬉々として報道していた。
私は、これを見て即座に「やっぱり蓮舫は日本人ではないな」と思った。
同時に、朝日新聞というのは、とことん度し難い新聞であると思った。
だが、言論で生計を立てている人間ではない私は直ぐに書く気にもなれなかった。
以下は翌日の産経抄からである。
この経緯について真っ当なジャーナリストとして書かなければならない事が完璧に書いてある。
物事に100%が無いのは無論だが、世界中の人たちも、今、日本で本物の新聞は産経新聞である事を知るべき時はとうに来ている。
朝日新聞のような新聞が貴方達の国を代表する新聞ではない事を私は祈るのみだが。
産経抄
日本人が日本の特長を誇ることが、まるで恥ずかしいよくないことのように非難されるのも、戦後の悪弊だろう。
麻生太郎財務相は4日の国会で、新型コロナウイルス感染症による死者が、欧米主要国に比べ日本で極端に少ない理由についてこう述べた。
「国民の民度が違う」
ロックダウン(都市封鎖)など欧米が実施した強制的な措置は、法制上取れないにもかかわらず、自粛要請や呼びかけが奏功した「謎」に関し、外国から問い合わせがきた際に答えた言葉だという。
これに早速、立憲民主党の蓮舫副代表がツイッターでかみついた。
「貴方はどれだけ偉いのでしょう、麻生大臣」
国民の文化程度の高さに自信を示すことが、どうして麻生氏自身が偉いという話になるのか文脈が分からない。
蓮舫氏は「国籍を問わずコロナ感染症で亡くなった方、そのご家族のお気持ちに寄り添わず」とも批判していたが、牽強付会に過ぎよう。
麻生発言に関しては、予想通り数紙が5日付朝刊で批判的に取り上げていた。
「他の国をおとしめることになりかねない発言だ」(朝日)、
「波紋を広げる可能性がある」(毎日)。
韓国のように自国のコロナ対応を自賛して日本を見下す国は、特に問題視しないにもかかわらず。
5日付小紙朝刊の国際面では、三井美奈記者が緩みが目立つフランスの今を報告していた。
ルールに抵抗する国民性から、政府は問答無用の法律で押し付けるしかないのだという。
記事は「国のかたちはさまざまだ」と締めくくる。
各国それぞれだからこそ、日本も日本流のやり方に自信を持っていい。
ところが、日本が他国より劣っていたり、失敗して叱られたりしていないと落ち着かない奇病が、一部で重篤化している。

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