武漢封鎖は何を意味していたのか――習近平の判断と新型コロナウイルスの正体をめぐる問い

人口約1,100万人の武漢を、中国政府はなぜ一瞬にして封鎖したのか。
上久保靖彦教授の免疫学からの新型コロナ論を受け、武漢封鎖という異例の決断の意味、習近平が何を知っていたのか、そして新型コロナウイルスの正体と研究所流出の可能性を問う2020年7月30日の論考。

2020-07-30
本稿は、上久保靖彦教授と小川榮太郎による新型コロナウイルスと集団免疫をめぐる対談を紹介した前稿を受けて、2020年7月30日に書いたものである。
上久保教授は免疫学者として、ウイルス、免疫、集団免疫という医学的側面から新型コロナウイルスを論じていた。
しかし本稿が注目したのは、医学的問題とは別に、中国政府がなぜ人口約1,100万人の武漢市を極めて大規模な封鎖下に置いたのかという問題である。
上久保教授の「むしろ、武漢は感染が拡大していることを隠蔽しなかったのが問題です(笑)」という発言を起点として、武漢封鎖という決断の背後に何があったのかを問い、当時私が言及し続けていた研究所流出に関する論説へとつなげた。
以下は2020年7月30日の原文である。
引用
「つまり彼らにとっては人の命などは取るに足らないものである事を、あの世界が震撼した武漢封鎖は実証していたのである。
だが、習近平は本当にそれほどの愚者だろうか?」
本文
上久保教授の指摘は極めて示唆に富んだ本物の研究者の論説であるが。
彼は免疫学者として免疫について論じているのである。
彼は、むしろ、武漢は感染が拡大していることを隠蔽しなかったのが問題です(笑)。
と笑い話にしているのだが。
ここは笑い話で済まされるものではない事も周知の事実である。
彼のジョークは図らずも二つの事を炙り出している。
彼のジョークが全くの真実であれば、習近平は、どうしようもないほどに大馬鹿者である。
それだけではなく、彼が史上最悪の独裁者の一人であったからだけではなく、そもそも彼らにとって、人口約1,100万人の武漢市が消滅しても(全員が死んでも)大した問題ではない事、
つまり彼らにとっては人の命などは取るに足らないものである事を、あの世界が震撼した武漢封鎖は実証していたのである。
だが、
習近平は本当にそれほどの愚者だろうか?
人口1,100万人の大都市を一瞬で封鎖した理由があったはずである。
つまり、武漢ウイルスの正体が、彼らの生物化学兵器だった事、それが研究所から漏れた事を習近平は知っていた。
私が後者であると直感して言及し続けて来た事は読者は御存知の通り。
上久保教授の論説は学術的には全く正しい見事なものであるが、
武漢ウイルスの正体については、私の論説が正鵠を射ているのである。

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