2011年12月30日 世界経済を救う「黒字の循環」――1994年に明らかにした〈お金が流れて世界が救われる〉

2011-12-30
文中黒字化、*は私。
過去2千年の間、欧州で戦乱が絶えたことは無かった。
16世紀初頭にオランダの人文学者エラスムスが、19世紀の半ばにはドイツの哲学者カントが、欧州に恒久的な平和をもたらすには統一欧州の実現しかないと訴えた。
今回の欧州債務危機は統一欧州実現への最後の困難なハードルと考えられる。
12月の欧州連合(EU)サミットの合意事項は、十分評価できる内容と考えられたが、ユーロ圏内で圧倒的な競争力で独り勝ちを続けるドイツの責任が問われておらず、市場の信頼が得られていない。

昨年、ドイツの経常収支の黒字は国内総生産(GDP)の5・7%を記録した。
これは中国の5・2%をも上回る。
世界経済が不均衡に陥ることを避けるためには、こうした黒字は赤字国に循環される必要がある。
我が国も経常収支の黒字を経常赤字国である米国の国債に投資してきたが、近年でも黒字国・中国が米国債を買い続けている。


*拙著「文明のターンテーブル」219ページ「お金が流れて世界が救われる」にて明らかにしている。
1994年時点に於いて、私はこの事の真実を明かしている。(以下本文に戻る)

このままでは、南欧の債務国が必死の努力をしてもドイツの競争力優位は変わらず、危機は繰り返されるだろう。
黒字の循環に対するドイツの決断が欧州危機の鍵となる。
2012年の世界経済にとって欧州債務危機が最大の不安材料とすれば、最大の波乱要因は原油価格の動きとなろう。
現在、原油市場のトレーダーの間で相場の見方が大きく分かれている。
11年の原油価格(ブレント)は北アフリカ・中近東の政治的混乱やユー口危機が続く中で、1バレル100~120ドルで比較的に安定していた。
だが12年もこれが続くとみる向きは少ない。
強気筋は中東の混乱に加え、世界有数の産油国ロシアが3月の大統領選を控えて政治的混乱に陥る可能性を懸念する。
また、英位仏が中心となり、EUがイランからの原油輸入を全面停止する討議を進めており、実行されれば原油価格は150ドルにまで押し上げられよう。
一方、弱気筋は、石油需要の落ち込みで価格は50ドルにまで下落すると予想する。
08年の世界金融危機後、原油価格が一時40ドルを割り込んだが、今回も欧州債務危機が世界経済の不況を招くとの見方だ。
12年の世界経済は、①原油価格次第ではインフレかデフレかの、②欧州の安定で日米欧経済が力強さを取り戻すのか、あるいは中国、インドが今後永く世界経済の主役の座につくのかの、大きな分岐点となるだろう (逗子)

日本が再生し(元に戻り)世界を救える国になる、
米国と屹立して世界をリードして行く国に成る為には、
私の「文明のターンテーブル」を日本中の方々が読まれて、皆さま方が、
が書いた〈解答〉を実行するしかないのだと確信している。
どのページを開いても、貴方は、私の独創…一人の紛れもないGiftedが、
神に与えられた使命を果たしている結果としての言葉…に出会う。

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